
コラム
100均すのこ棚をオスモカラーで塗装する方法|塗装店が教えるDIYのコツ
100円ショップのすのこは、組み合わせるだけで手軽に棚や台がつくれる便利な材料です。そのままでも使えますが、塗装をすると見た目が良くなるだけでなく、汚れや水気から木を守ることもできます。この記事では、塗装店のスタッフが自宅用にすのこ棚をつくったときの手順をもとに、自然塗料「オスモカラー」を使ったDIY塗装の方法とコツをご紹介します。
オスモカラーとは|家具にも使いやすい自然塗料
オスモカラーは、ドイツ製の植物油脂を原料にした自然塗料です。木に染み込んで内側から保護するタイプの塗料で、木目を生かした仕上がりになります。当社でも評価の高い塗料です。

植物油が主な成分なので、作業後に手についた塗料は石鹸で洗い落とせます。
用意するもの
材料・道具 | ポイント |
|---|---|
すのこ | 100円ショップのもの。置き場所のサイズに合わせて選ぶ |
脚と横棒にする木材、釘 | 棚に組み立てる場合 |
オスモカラー | 好みの色を1缶 |
刷毛(1本) | 幅3〜4cm、厚みがなく、毛のやわらかいもの |
紙やすり(100番・240番) | 各1枚。240番だけでも可。仕上げにこだわるなら400番も |
すのこ棚の塗装手順
手順1:棚を組み立てる
脚2本を横棒でつないだものを2セットつくり、その横棒の上にすのこをのせて固定します。

手順2:下地調整(100番の紙やすり)
塗る前に、100番の紙やすりで全体を磨きます。すのこの表面の凹凸、とげ、ざらつき、汚れを落としておくと、塗料の染み込みが均一になります。

手順3:1回目の塗装(薄く伸ばす)
裏面から塗り、ひっくり返して表面を塗ります。1回目は木への吸い込みを止める役割もあるため、塗料をつけすぎず、薄く伸ばすように塗ってください。木の色が透けて見えても問題ありません。色は2回目でしっかりつきます。


手順4:しっかり乾燥させる
指で触れても塗料がつかない状態(指触乾燥)まで乾かします。今回は約3時間で次の工程に進みました。乾燥時間は気温や湿度で変わるため、塗料の缶に書かれた乾燥時間も確認してください。
手順5:2回目の下地調整と塗装
240番(または400番)の紙やすりで、表面の毛羽立ちを軽く取ります。そのあと、2回目はたっぷり塗って色をしっかりつけます。裏面から表面の順に塗り、最後に棚のまわりを一周して、塗り残しやムラがないか確認します。


手順6:完成
乾いたら完成です。さらに仕上がりを整えたい場合は、乾燥後に400番の紙やすりで整えて塗り足すこともできます。塗り回数は2回が基本で、多くても3回程度までにしておきましょう。

きれいに仕上げる5つのコツ
- 塗る前には毎回紙やすりをかける:無垢の木は塗装すると毛羽立つため、そのつど整える
- 1回目は塗料をつけすぎない:吸い込み止めのつもりで薄く伸ばす
- 乾燥は十分に:乾いていないと次の塗料を吸い込み、紙やすりもかけられない
- 見えない部分は一周して確認:すのこのすき間や裏側は、刷毛を当てたつもりでも塗れていないことが多い
- 塗りすぎない:厚く塗りすぎると、乾くときに塗料が割れることがある
ウッドデッキや外まわりの木部はプロにご相談を
室内の小さな家具ならDIYでも十分きれいに仕上がりますが、ウッドデッキ、破風板、戸袋、ログハウスの外壁など、雨や紫外線を受ける外まわりの木部は事情が違います。傷みの進み具合に合わせた下地処理や、木材保護塗料の選び方で、塗装の持ちが大きく変わるためです。
当社では、ログハウスの外壁やウッドデッキの塗り替えも承っています。
まとめ
- 100均のすのこ棚は、自然塗料のオスモカラーで手軽に塗装できる
- 100番で下地を整え、1回目は薄く、2回目はたっぷり塗る
- 指触乾燥まで乾かし、塗る前には毎回紙やすりをかける
- 外まわりの木部は、傷みに合った下地処理と塗料選びが必要なのでプロに相談を