
用語集
可使時間(ポットライフ)
可使時間(ポットライフ)とは、主剤と硬化剤を混ぜた塗料が、性能を保ったまま使用できる時間の限度のことです。
2液型の塗料は、主剤と硬化剤を混ぜると化学反応が始まり、時間とともに固まっていきます。混ぜてから使い切るまでの時間の限度が、可使時間です。可使時間を過ぎた塗料を使うと、塗りにくくなるだけでなく、密着や仕上がりに問題が出ることがあります。
可使時間は塗料の種類によって異なり、数時間程度のものが多く見られます。気温が高いほど反応が早く進むため、夏場は短くなります。このため職人は、気温や作業量に合わせて、一度に混ぜる量を調整します。
固まり始めた塗料に水やシンナーを足しても、元には戻りません。使い切れる量だけを混ぜ、可使時間内に塗ることが、品質を保つ基本です。
ポイント・注意点
- 可使時間は、主に2液型の塗料で問題になる
- 夏場や直射日光の当たる場所では、可使時間が短くなる
- 可使時間の目安は、塗料メーカーの仕様書に記載されている
- 混ぜる量を管理しているかが、職人の丁寧さの目安になる
小林塗装工業の取り組み
小林塗装工業では、使う量を計算し、可使時間内に使い切れる分だけ塗料を調合しています。現場では約2時間ごとに休憩をとるため、休憩までに使い切れる量を目安に作るといった管理もしています。