暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、お彼岸になってから昼間でも涼しさを感じられるようになりました!
我々、現場塗装をする身としては気候が良いのはありがたいことです。
塗装業者が色々な塗料を勧めてくるのはなぜ?という質問をいただきました
お話を聞いてみると現状の意匠性が好きなので同じものにしたいのに、様々な会社が別のものを色々と勧めてくるとのことでした。
当社も御見積の段階で様々な提案させていただくことがありますし、これが良いというお話をいただいた上で別にものも併せてご提案させていただく場合があります。
これを踏まえ、このケースでの理由を3つ考えてみました。
1.前回塗装をしてからおそらく10年上経っており(塗り替えの一般的なタイミングを考えて)、同等の意匠性で耐候性や機能性がアップしたものが主流になっている
2.同等の価格もしくは少し金額を上乗せしていただくことで別の仕様が組めるたり、耐候性の高い仕様が組める場合、お客様に納得して工事をしていただけるように一応ご提案させていただく
3.現場で作業をする立場から見た場合、慣れた塗料のほうが仕上りが美しくできる(同じような塗料でも製品が違うと塗装要領や仕上りが違うことはよくある)ため、美観面からそちらで提案をさせていただく
このようなことが考えられました。
これ以外にもありますが、善意的にはこれらの理由が多いのではないかと思います。
色々提案されたときの塗料の決め方のコツ
おすすめの見るべきポイントは色々とあります。
例えば
・意匠性
・耐候性
・機能性
・金額
などです。
その中でも私が個人的に一番おすすめするポイントは「意匠性×金額」の組み合わせです。
さまざまなご相談をいただきご返事をしてきた中で、皆様ご自身が住むお家ということで、その見た目が理想的なものが良く、コストもある程度想定の範囲内に収めたいという結論にたどり着くことが多いからです。
意匠性は塗料そのものの塗った後の見た目や触ったときの質感で、色はもちろんのこと「ツヤがあるかないか」「硬いか柔らかいか」「砂っぽいか平らっぽいか」など、現在の塗料では様々な表現をすることが可能です。漆喰塗料などもありますしね。
お家は住み続けるもの。
理想の家を作りながら、しかし、それが生活の負担になりすぎても良くはありません。
その点で、やはり金額面はよく考えたほうが良い点かと思います。
塗装業者から言えば、人が動き材料や道具を消費するので、どうしても最低このくらいはかかるというラインはありますが、金額を考えなければものすごい手間をかけてやることも可能です。
ですので、あくまで現実的なラインをご自身の中に持ってやるべきことなのかと思います。
お勧めの「意匠性×金額」。+αはご自身で
以上がお勧め内容です。
あとは気になる材料があったり、持ちがよかったりなど様々な条件がそれぞれであると思います。
そこは気になったら確実に業者サイドに確認して見積もりをしてもらったり、メリットやデメリットを教えてもらうほうが良いかと思います。
ぜひ、理想のお家の塗り替えを!