立体駐車場塗り替えのポイント

ただいま続々と工事が完了しております。

 

無事に完成すると安心と達成感など様々な感情がこみ上げてきます。

立体駐車場の塗り替え完了

立体駐車場と一言で言っても、階層、昇降式、タワーパーキングなど様々なタイプがあります。

 

今回はマンションに付けられている昇降式のタイプでした。

 

12機で5作業日で完了です。

立体駐車場でよくいただくご相談

パレット(車が乗る鉄板)のご相談が最も多いです。

 

タイヤによる摩耗で塗膜が剥げてしまうことが理由です。

 

塗膜が剥げると見た目の汚さもそうですが、錆が発生し、交換となってしまうため、コストがかかります。

 

それを避けたいメーカー様やユーザー様からご相談を受けております。

当社も試行錯誤

一般的な話で言えば、新設時に塗装されていたものと同等の塗料を使用して塗り替え、劣化してきたら再度塗り替えを繰り返すこととなります。

 

しかし、それで良いとは思わないのが我々塗装屋です。

 

仕様を確認するなり、もっと良い工法はないか、コストを下げられないかなど様々な検討をします。

 

そうやって考え完成したものが結果として独自仕様となり、自社の強みともなります。

 

立体駐車場の塗り替えについては当社も様々な考えを浮かばせながら試して結論をだしました。

 

実際に結果を見なければわからないことでもあり、塗り替えてから数年経った段階で見させていただくと、摩耗がほとんどなく、メーカー様からもユーザー様からも「またこれでお願い」と言っていただきました。(まだ全然塗り替える必要はないのですが笑)

ポイントはパレットの耐摩耗性

導き出したものは「パレットの耐摩耗性」でした。

 

パレット以外の部分も塗装しますが、とにかくパレットが傷む。

 

パレットだけ早めに塗り替えると言っても代替の駐車場が必要になるし、周りが汚く見えることも考えると結局全体を塗り替える。

 

結局、メンテナンスコストが相当掛かる。

 

そのようなユーザー様のお悩み、メーカー様のお悩みも伺っておりました。

 

長持ちなので全体をフッ素で塗装しましょうという話ではありません。

 

パレットの耐摩耗性を向上させつつ全体の最適な仕様を考える。

 

これでした。

 

これにより耐久性の向上とコストダウンが可能になりました。

せっかくなのでビフォーアフター写真を

本日完了した工事です。

 

ビフォー

アフター

キレイになりました!!

 

当社として一番お勧めしていた工法はコストの兼ね合いでできませんでしたが、最低限これという仕様を考えご提案し、コストにもご納得いただき、工事をさせていただきました。