今年も残すところ2ヶ月を切りました!
建築塗装業界はこれから3月まではバタバタします(笑)
おかげさまで11月の日程は埋まってしまい、12月も残り僅かの空き日程となっております。
工事の規模によっては年明けとさせていただく場合もございます。
申し訳ございませんが、ご理解いただければ幸いです。
駐車場のナンバー施工にも種類が色々
駐車場と言っても様々で、アスファルトの駐車場や鉄で作られた立体駐車場などいろいろとあります。
それぞれで塗装を必要としており、塗装方法も異なります。
今回のナンバーについても、アスファルトであればこの方法、鉄であればこの方法などいろいろとあります。
せっかくなので当社で対応している4種を紹介をさせていただきます。
まずは「手で描く」です。
ひねりはありません。手で描きます。が、何もない場所に描く場合、ある程度の技術と時間が必要になります。鉄部の場合、番号が打ってあり凸型に出ていることがありますので、その場合はローラーを凸部分に転がしてあげるだけで完成します。こちらは簡単です。
次に「焼付」です。
これはアスファルトやコンクリートで使用されます。予め番号に切られたシートをバーナーで焼いて付けます。
簡単で短時間でできますが、道具をそろえる必要があります。
次が「カッティングシート」です。
これは鉄部向けです。番号に切ったものが市販されていますし、当社の場合はカッティングマシンがありますので、サイズや文字タイプを選んで作成、貼り付けをしております。
やはり現場での作業時間が短く済みますが、貼り付けに際しては空気を入れない、しわを出さないなど、ある程度の技術が必要となります。上手く行うためには専用の道具も必要です。
塗料と比較してタイヤの摩耗には弱く、劣化すると剥がれてしまいます。
最後に「プレート吹付」です。
番号にくり抜いたブリキを施工面に置いて、エアガンなどで吹き付けます。
こちらも短時間で完成しますが、道具を揃えなければなりません。サイズも既定のサイズになります。
また、吹付に際しては飛散の可能性があるので要注意です。
このように様々な方法があります。
選び方は施工箇所や環境、コストなどを考慮します。絶対にこれが良いという方法はありません。
今回当社が吹き付け用プレートを入手した理由
工事をさせていただくに際し、当社は多くの場合「手描き」「カッティングシート」を選択させていただいており、「手描き」の際、数量が多い場合は「焼付」で対応させていただいておりました。
今回、立体駐車場を塗り替え工事させていただくことになり、はじめは番号部のみカッティングシートをご提案させていただきましたが、紫外線の影響が強い屋外の立体駐車場であることから、「劣化はしていくのは仕方ないとして、かすれても良いので次の塗り替えまで見えるようにあってほしい」というご要望をいただき、駐車場と同じ塗装仕様とすることといたしました。
カッティングシートの場合、劣化するとシートが剥がれて文字がなくなってしまう可能性があるからです。
凸版となっていればローラーでの塗装としようと思いましたが、今回は平らで、しかも数が多い。
ということでプレートでの吹き付けとすることにし、入手いたしました。(塗装屋ですので吹付の道具はありましたので。)
どれを採用するかは現場によります。ご相談ください。
先にも記載いたしましたが、現場塗装はケースバイケースです。
ご要望に考慮したものにする一方、当社としての見解をお話させていただいておすすめのものをご提案させていただきます。
駐車場全体の中では細かいところではありますが、番号は大切な要素ですので、合うものを選んでいきたいですね。