100円ショップすのこで作った棚を塗ってみよう DIY塗装サポート

前回のブログの更新からかなり日数が経ってしまいました。

 

直近のニュースではIPHONE7が発表されましたね。

 

防水機能がついたり、日本仕様の機能がついたりということです。

 

気になります。

 

DIY塗装スタート!!

さて、今回はDIY塗装のサポートブログです。

 

「自分で棚を作ったので塗りたいけどどうすればいいか」というご相談をいただくことがありますので、ちょっとしたコツなどをお伝えできればなと思います。

 

ということで、条件を整えるべく100円ショップですのこを購入。せっかくなので我が家にほしいサイズで製作することにしました。既製品だとサイズが限られますが、ここはDIYのいいところですね。そこで必要になった脚の資材と釘を購入。

脚2本を横棒でつなげたものを2セット作り、その横棒の上にすのこをのせ固定する方法をとりました。

塗料は自然塗料のオスモカラー

完成度はあまり高くありませんが、すべての段を我が家サイズにしました。

 

ではやっと本題の塗装です。

 

まず使用する塗料ですがオスモカラーを選びました。

オスモカラーはドイツ製の植物油脂由来の自然塗料で、食品レベルの高い安全性を持ち合わせています。

 

また木に浸透するので、膜を作らず木の質感を損ないません。さわってみるとよくわかります。

 

作業時に手についても主成分が植物油ですので石鹸でごしごし洗えばきれいになります。

 

こちらの塗料、多くのファンがおり、当社としてもかなり評価が高いです。

 

当社のホームページでも紹介させていただいておりますので、気になる方は参考にご覧ください。

 

オスモカラーページへ

 

大切な下地調整

まずは下地調整。ペーパー(紙やすり)掛けです。

 

凹凸やとげ、ざらつきをならし、表面についている汚れを取るのが目的です。今回は100番を選択しました。(ペーパーに番号があり、低いほど荒く、高いほど細かくなっています。)

1回目の塗装

全体にペーパーを当て終わったら塗ります。

 

道具は刷毛です。細かい箇所を塗りきれいに仕上げために幅は3~4センチ、厚みのないものを使うことをお勧めします。毛は柔らかいほうがいいです。

 

本来は塗料を別容器に移しますが、DIYの予算削減のために缶に刷毛を入れて塗ってもいいと思います。

 

手順は人それぞれですが、私は裏を塗ってから表を塗ります。そのほうが使用するときに見える部分がよりきれいに仕上がります。

裏を塗装してひっくりかえして表を塗装です。(写真順)

 

正面からだけでなく両サイドや反対側からなど1周ぐるっとチェックしてください。見えないところは刷毛を当てても塗れていないことが多いです。確認してみてください。

 

これで1度目の塗装終了です。そうです。もう1回塗ります。

 

ご覧の通り木の色が透けています。実は木は塗料の吸い込みが激しく、1回目の塗装ではほとんど吸収してしまいます。ですので1回目は吸い込み止めも兼ねています。塗れば塗っただけ吸い込みますのでたくさん塗る必要はありません。刷毛を通してあげれば良いです。

 

色がつかなくても気にしないでください。2回目の塗装できちんと色がつきます。

しっかり乾燥させて2回目の下地調整・塗装

では2回目の塗装に移ります。

 

まず、焦らないできちんと乾燥させてください。きちんと乾燥していないと塗ってもまた吸い込んでしまい塗料が無駄になってしまいます。

 

乾燥時間はそれぞれの製品で違いますが、ラベルなどに書いてあると思いますので確認してみたください。

 

どうしてもわからないときは触ってみて塗料が手につかない、湿った感じがないことを確認してください。指触乾燥といい、塗装現場でも使われる乾燥の確認方法のひとつです。

 

今回わたしはこの指触乾燥で確認をし次の工程にうつりました。時間にして3時間くらいです。

 

次の工程です。

 

まずはペーパーを当てます。

 

2回目は細かくして240番を使いました。

 

無垢の木は塗装をするとけば立つのでそれを取ってあげます。また、ペーパーを細かくすることで手触りがよくなります。(手触りをよくしたい方は400番を選択してもいいかもしれません。2種類も買いたくない方は少し大変になりますが1回目2回目ともに240番でやっても大丈夫です)

 

磨き終えたら1回目と同様の手順で塗ります。1周ぐるっとチェックして塗りムラがないかも確認します。

 

2回目の塗装はたっぷり塗ってあげてください。

ちなみに2回目はこれだけ色がつきます。

手前の木板の左側が2回目塗装直後、右側が1回しか塗っていない状態です。

 

きちんと色が留まるとそれだけで見栄えが良くなります。

完成!!

これで完成です。

 

もっと手触りをよくしたい方は、乾燥させて400番のペーパーを当てて塗装してもいいです。

 

あまり塗りすぎると乾燥してくると塗料が割れてしまうことがありますので、上限を3回くらいを抑えたほうが良いかと思います。

 

家に置いてみるといい感じでした。

要点・コツをまとめておきます

みなさまも試してみてください。

 

今回使った道具類

・塗料(今回はオスモカラー)

・刷毛1本(厚みのない毛の柔らかいタイプ)

・ペーパー・紙やすり 100番1枚、240番1枚(240番1枚だけでも可)

 

要点・コツ

・塗装前は必ずペーパーを当てる(何回塗っても塗る前は必ず)

・1回目の塗装は塗料をつけすぎない(あくまで吸い込み止めなので伸ばして塗る)

・2回目を塗る前に乾燥を確認(乾燥していないと塗料を吸い込む。ペーパーも当てられない)

・2回目の塗装はたっぷりと塗ってあげる(仕上げなので色をきちんとつけてあげる)

・塗るときは1周まわってみて塗れていないところを確認する(見えないところは塗れていない可能性あり!)

 

またDIY塗装でわからないことがありましたら「DIY塗装サポート」ページにメールフォームがございますので、お送りください。

 

少しお時間をいただくかもしれませんが、お返事をさせていただきます。